focalScanは、ひとつの発想から生まれた採寸アプリです。iPhoneを部屋に向けるだけで、面倒な作業はアプリが引き受けます。搭載ツールのひとつがタイル計算機能で、優れた見積もりが本来始まるべき場所 — 実際の部屋のスキャン — から始まります。約10秒で床面積、壁面積、そしてすべての開口部を取得し、それを発注できるタイル見積もりに変換します。タイル枚数、箱数、目地材を、タイルサイズ・張りパターン・目地幅に合わせて算出。メジャー不要。面積計算も不要。数量不足の心配もありません。
タイル計算機能でできること
部屋をスキャン → タイル見積もりを取得。アプリはiPhoneのLiDARで床と壁を測定し、必要なタイル枚数、必要な箱数、目地材を、タイルサイズ・張りパターン・ロス率に基づいて算出します。通し張り、馬目地、ヘリンボーン、斜め張りに対応し、部屋全体でも壁一面だけでもタイル張りできます。App Storeで無料で試せます。
実際の部屋から組み立てる見積もり
タイルの発注は、その裏にある採寸の精度で決まります。おおよその面積を入力すれば、部屋の実際の形状も、1箱に何枚入るかも、ヘリンボーンの床が通し張りよりはるかに多くロスを出すことも知らない数字に頼ることになります。そのズレは資材店のカウンターで — あるいはもっと悪いことに、施工の途中で表面化します。
focalScanは、実際の部屋のLiDARスキャンから始め、タイルサイズ、張りパターン、目地幅、そして自分で調整できるロス率を加味することで、そのズレを解消します。得られるのは「合っていてほしい」見積もりではありません。資材店にそのまま渡せる見積もりです。
見積もりが考慮する細部
タイル枚数を動かす要素はいくつかあります。focalScanはそのすべてを考慮します。
- タイルサイズ。 30×30cmの磁器タイル、15×60cmの板状タイル、10×10cmのモザイク、60×120cmの大判は、それぞれ枚数も1箱あたりの枚数も異なります。実際のタイルを入力すれば、あとは計算機能が処理します。
- 張りパターン。 通し張りはカットによるロスが最小です。馬目地は少し増えます。ヘリンボーンと斜め張りはさらに増え、各列の端の端材は必ずしも再利用できません。focalScanでは通し張り、馬目地、ヘリンボーン、斜め張りを選べ、パターンに応じて見積もりが変わります。
- 目地幅。 1.5mmの目地は6mmの目地より同じ空間に多くのタイルが入ります。狭い部屋ではこれが張り位置を十分に動かし、カットの寸法や必要な目地材の量が変わります — だから計算機能は目地幅・目地深さ・袋のサイズを尋ね、目地材の袋数と総重量を返します。
- どの面を張るか。 すべての工事が部屋全体とは限りません。床だけ、アクセントウォール一面、シャワー内、腰壁までの張り、あるいは床全面とタイル天井 — focalScanでは対象の面を含め、それ以外を除外できるので、見積もりは実際に張る面だけを数えます。
- ロス率。 focalScanはロスをスライダーで見積もりに組み込み、パターン・タイルサイズ・下地に応じて調整できます。長方形の部屋の通し張りは低め、凹凸のある床のヘリンボーンや大判は高めです。数字はあなたのものです。
実際の浴室を最初から最後まで見積もる
これが実際の工事で動くタイル計算機能です — 主浴室の改修。主室と小さなトイレ、床タイルのみ。
スキャンは約10秒。iPhoneを向けて部屋を歩けば、focalScanがすべての壁・角・開口部を捉えた3Dモデルを構築します — 床面積、壁面積、天井高、周長、すべて測定済みです。
タイルを30×30cmの磁器タイル・1箱10枚に、張り方を通し張りに、目地を3mmに、ロス率を10%に設定します。計算機能は175枚、18箱、目地材1袋を返します — 資材店に持っていく数字です。
そこから先の判断はあなた次第です。計算どおり18箱を注文するか、将来の補修用に同一ロットの予備を1箱足すか — 3年後に割れたタイルを交換するとき色が揃うように。張り方をヘリンボーンに変えれば見積もりが更新されます。代わりに15×60cmの板状タイルを試せば再計算されます。スキャンは部屋そのもの。計算機能は、そのタイルで成立するあらゆるバージョンの工事を見積もらせてくれます。
工事全体を持ち運ぶタイル見積もり
focalScanは各スキャンをプロジェクトとして保存します — 数字だけでなく、3Dモデル、2D平面図、スキャン中に記録した動画、参考写真、口述メモまで。すべてがひとつのファイルに収まり、iCloudで同期し、デバイス間で共有できます。
これは、採寸する人と施工する人が別のときに効いてきます。ある人が見積もりをし、別の人が作業する。見積もり担当が職長に引き継ぐ。施主が会うのは一人で、実際の工事は3週間後に別の人が行う。共有プロジェクトファイルがあれば、タイルを発注する人が見積もり担当のスキャンした同じ部屋を見られます — 封筒に走り書きした数字ではなく。
見積もりは採寸の精度で決まる。これは実際の部屋から始まる。
工事を見積もるタイル職人でも、見積もりを立てるリフォーム業者でも、買うタイルの量を計算する施主でも、流れは同じです。部屋をスキャンし、タイルを設定し、信頼できる数字を得る。